冬の定番スノーブーツとして人気のワークマン『ケベックNEO(ネオ)』。2023年モデルから2024年モデルにかけては仕様に変更がほとんどなかったものの、2025年モデルでは滑り止め性能やデザインがわずかに改良されて登場しました。
本記事では、2024年モデルと2025年モデルを実際に履き比べて感じた違いを詳しくレビューします。
ワークマン『ケベックNEO』とは?

『ケベックNEO』は、防寒・防水・滑りにくさの3要素を兼ね備えたスノーブーツ。氷点下でも暖かく、雪道でも安心して歩けるワークマンの定番人気商品です。
無縫製アッパーによる高い防水性と、グラスファイバー配合のソールが特徴で、価格以上の性能を誇ります。
2024年モデルと2025年モデルの主な違い
性能(滑りにくさ)

- 2025年モデルは氷雪耐滑性能がさらにUP。
- 靴底にガラス繊維を配合し、より滑りにくい仕様に。
- 雪道や凍結路面でのグリップ感が向上しています。
デザイン

- 2024年モデル:靴底側面にうっすら柄入り+白文字の「FIELDCORE」タグ付き。
- 2025年モデル:よりシンプルな黒一色の外観に変更。
ワークマン感が控えめで、街中でも自然に履ける印象。 - 新色として「ベージュグレー」が追加(全2色展開)。

ベージュカラーのケベックNEO画像はワークマン公式サイトからの引用です。
出典:ワークマン公式サイト(https://workman.jp/shop/g/g2300056365053/)
サイズ感

- 同じサイズを購入したところ、2025年モデルのほうがほんの少し大きめに感じました。
- 2024年モデルは、購入直後は中の綿がパンパンに詰められていて窮屈に感じましたが、徐々になじんでいきました。
- 2025年は最初から自然に履ける柔らかさです。
価格

- 2024年モデル:税込2,900円
- 2025年モデル:税込3,200円(+300円の値上げ)
価格は上がりましたが、滑りにくさとデザイン性の向上を考えると、十分納得できるアップデートです。
実際に履いて感じた違い(筆者レビュー)

- かかとに小さなでっぱりがあり、靴を脱ぐときにつま先で引っ掛けやすい。
- 2025年モデルは白文字のフィールドコアのタグが無くなり、見た目がさらにシンプルに。
- 機能面の違いは少ないものの、滑りにくさと履き心地が確実に向上しています。
共通して感じた『ケベックNEO』の魅力

- 札幌の−10℃でも足先まで暖かい。
- 足首が柔らかく、運転しやすい動きやすい。
- 縫い目がないため、防水性が高く3月の“グシャ雪”でも濡れにくい。
- 表面がツルツルしていて汚れにくく、手入れが簡単。
- 軽量で長時間履いても疲れにくい。
- ソール高は約23cm。深い雪ではドローコードを絞って使用。
- スニーカーより圧倒的に滑らないが、ブラックアイスバーンなど氷上では注意。
- インソール(中敷き)は抗菌防臭仕様だが劣化しやすいため、別売りインソールの利用がおすすめ。
どちらを選ぶべき?まとめ
2024年モデルをすでに持っている人は、買い替え必須というほどの差はありません。
ただし、2025年モデルは滑りにくさとデザインが進化しており、街中でも履きやすい印象です。
初めてケベックNEOを購入する方や、滑りにくさを重視する方には2025年モデルがおすすめです。
価格差は300円ですが、性能アップとデザイン性を考えれば十分に価値があります。

