札幌のUber Eats配達員必見!冬でも快適な軽自動車選びのポイント

札幌市でのUber Eats配達には、厳しい冬の気候に対応できる車選びが重要です。冬の雪道や寒さにしっかり対応できる車を選ぶことが、配達の効率や快適さを大きく左右します。

ここでは、札幌の配達に最適な軽自動車を選ぶポイントをご紹介します。これらのポイントを押さえて車を選べば、市内で効率的に、そして快適に配達業務をこなせます。後悔しない車選びができるようお手伝いします!

1. 札幌でのUber Eats配達に最適な車選び

札幌でUber Eatsの配達を車で行う際、最も大事なのは寒冷地仕様であることです。札幌の冬は非常に寒く、道路が凍結したり積雪することがよくあります。そのため、厳しい気候に対応できる車が必要です。

加えて、燃費が良い車を選べばガソリン代の節約になりますし、乗り降りしやすい車を選ぶと、配達の効率が良くなり、作業がスムーズに進みます。

これらのポイントをしっかり押さえた車を選べば、札幌市内で効率的かつ快適に配達をこなせるようになります。

寒冷地仕様の装備

札幌は冬季に非常に寒く、積雪も多いため、車選びで寒冷地仕様の装備が重要です。特に、暖房システムエンジン凍結防止機能が備わっている車が必須です。これらの機能があれば、寒い朝でもスムーズにエンジンがかかり、雪道でも安定して走行できます。

寒さが苦手な方には、ハンドルヒーターシートヒーターが付いた車もおすすめです。これがあれば、特に寒い日でも運転が快適になります。

北海道内の販売店で購入する場合は心配ないと思いますが、雪が降らない地域で購入する場合、こうした装備が不足していることもあるので、購入時にしっかり確認しましょう。

燃費の良さ

長時間の運転や頻繁な走行を考えると、低燃費で経済的な車が重要です。燃費が良ければ、ガソリン代を抑えつつ、効率よく配達をこなすことができます。特に札幌市内の広い範囲をカバーする場合、ガソリン代の節約は大きなポイントです。

また、ターボ機能が付いた車は加速が良いですが、燃費が悪くなりがちです。ターボ機能が必要でなければ、燃費重視で選ぶ方がコストパフォーマンスが高いです。

乗り降りしやすさ

配達中は頻繁に車を乗り降りするため、運転席のシートの高さドアの開き具合がとても重要です。シートが低いと、乗り降りが体に負担になり、疲れやすくなります。特に急いでいるときや雪の日には、乗り降りしやすい車が役立ちます。

また、配達の合間に車内で昼食を取ったり、待機することもあるので、食べこぼし汚れに強いシート素材長時間座っていても疲れにくいシートを選ぶことも大切です。

車内の広さと収納力

配達業務だけなら、2リットルの水が6本入った段ボールが3個積める広さがあれば十分です。しかし、タイヤ交換やタイヤ保管を考えている方は、夏または冬のタイヤ4本を積める広さが必要です。また、冬用スコップを常備する場合も、車内の収納スペースを考慮しましょう。

車内の収納力をしっかりと確認し、必要なアイテムを効率的に積める車を選ぶことが大切です。

人気車種

流通量が多い人気車種を選ぶことで、パーツも入手しやすく、メンテナンスや修理がしやすくなります。万が一、車にトラブルがあった場合も、すぐに対応できるため、安心して長く使えます。

さらに人気車種にはアクセサリーオプションパーツも豊富に取り揃えられているので、自分の好みに合わせてカスタマイズしやすいというメリットもあります。例えば、スマホの充電器を取り付ける時でも、車の形にぴったり合うものを簡単に見つけられます。

2. おすすめの車種

燃費と小回りに特化した車[アルト、ミライース]

代表的な車種:スズキのアルト、ダイハツのミラ・イース

これらの車は燃費が良くコンパクトで小回りが利くので、雪で狭くなった道でも配達がしやすいです。特に、狭い道でもスムーズに走行できるため、都市部での配達に便利です。ただし、シートが低いため、乗り降りしづらいことがあります。背が高い方は、試乗してから確認することをおすすめします。

燃費は程々に、乗り降りしやすく運転もしやすい車内も広い車[スペーシア、タント、N-BOX]

代表的な車種:スズキのスペーシア、ダイハツのタント、ホンダのN-BOX

これらの車は、シートの位置が高くて視界が良いため、運転がとても楽です。さらに、燃費も程よく車内も広めで、荷物を運ぶのにも便利です。デザインも可愛らしく、おしゃれな印象なので、プライベートでも使いやすいのが特徴です。特に、乗り降りしやすいため、配達業務がスムーズに進みますし、長時間の運転でも疲れにくいです。

雪道に程々に強く、乗り降りしやすい車[ハスラー、タフト、デリカミニ]

代表的な車種:スズキのハスラー、ダイハツのタフト、三菱のデリカミニ

これらの車は雪道に程々に強く、シート位置も高いため運転のしやすさや乗り降りのしやすさも兼ね備えています。冬季でも快適に配達業務をこなせる車です。デザインも可愛らしく、おしゃれな印象なので、プライベートでも使いやすいのが特徴です。雪道OK運転しやすさOKデザインOKのバランスのいい車です。

雪道に特化した車[ジムニー]

代表的な車種:スズキのジムニー

ジムニーは雪道や悪路を得意とする車で、特に札幌のような雪の多い地域での配達には非常に頼もしい選択肢です。絶対にスタックしたくない!という気持ちがある方には特におすすめです。シート位置も高いため運転のしやすさや乗り降りのしやすさも兼ね備えています。

デザインについては、好みが分かれるかもしれませんが、好きな人には熱烈に愛されている車です。魅力的な見た目と、頼りになる性能で、雪道でも心強い味方になってくれること間違いなしです。

車内スペースの広さに特化した車、Amazonなどの配達にも挑戦したい人[エブリイ、ハイゼット、N-VAN]

代表的な車種:スズキのエブリイ、ダイハツのハイゼット、ホンダN-VAN

これらの車は荷室が広く大きな荷物の配達にも対応できます。例えば、Amazon配達のように大量の荷物を運ぶ際にもぴったりです。将来的に宅急便軽度の引っ越しなど、業務の拡大を考えている方に特におすすめです。

ただし、荷室が広いためエアコンが効きにくいというデメリットもあります。夏は涼しくなりにくく、冬は暖かくなりにくいため、気温が極端な季節には注意が必要です。それでも、広い荷室が欲しい方には十分にメリットがある車です。

3. Uber Eats配達員目線から見た各自動車メーカーの特徴

Uber Eatsの配達員として車を使う際、メーカーや車の契約条件にも注意が必要です。特に「黒ナンバー」の取得や、ローン契約の内容については重要なポイントです。以下に、各自動車メーカーの特徴を簡単にまとめました。

スズキ・ダイハツ

スズキとダイハツは、黒ナンバーの取得代行を行っています。そのため、Uber Eatsの配達員にとって非常に便利です。黒ナンバーは業務用車両に必要な登録で、詳しく知りたい人は別記事で解説していますので、ここでは省略します。めんどくさい手続をやってもらえるため、開業時にはとても助かります。特に、急いで車を使いたいという方には、代行サービスを提供しているこれらのメーカーは良い選択肢です。

ホンダ

一方で、ホンダは黒ナンバーの取得代行を行っていません。ホンダの車を使う場合は、自分で黒ナンバーを取得する必要があります。

ローン契約に関する注意点

さらに、ホンダのカーローンで購入する場合、車の名義がローン会社の名義になることがあります。Uber Eatsの配達では、本人名義での車登録が基本なので、この場合、ローン会社の名義だと申請依頼書が必要になりますが、ホンダのカーローンは黒ナンバーへの変更を許可していません。したがって、ローンで購入する場合は、銀行や他のローン会社を利用する必要があります。※2025年現在の札幌の状況に基づいていますので、販売店で確認をおすすめします。

4. 新車と中古車どっちが良い?賢い車の買い方

Uber Eatsの配達員として車を選ぶ際、多くの人が中古車を選ぶと思いますが、新車中古車それぞれのメリットとデメリットを改めて考えてみましょう。本当にコスパが良いのはどっちか、そして賢い買い方についてご紹介します。

新車のメリット

新車は保証がしっかりしており、最新の安全技術や燃費性能を持っています。また、車の状態が完璧で、長期間安心して使えるという点が魅力です。Uber Eats配達員として車両を経費として計上する場合、車両は減価償却の対象となります。車両は固定資産として取り扱い、減価償却を通じて、4年間にわたってその購入金額を経費として計上できます。

例)200万円の新車の軽自動車の場合、200万円÷4=50万円。
これにより、毎年50万円を経費として計上し、4年間にわたって経費として控除することができます。

新車のデメリット

新車の最大のデメリットは、価格が高いことです。特に、Uber Eatsのようなフレキシブルな働き方をしている場合、初期投資が大きすぎると経済的に厳しく感じることがあります。さらに、新車の場合、納車までに時間がかかることもあるため、急いで車が必要な場合には不便です。加えて、スタッドレスタイヤや冬用ワイパーなどの装備品も全て自分で用意しなければならず、これらに追加の費用がかかります。

中古車のメリット

中古車の最大の魅力は、価格が安く同じ予算で新車よりも良い車を選ぶことができる点です。特に走行距離が少ない中古車であれば、十分に長く使える可能性が高いです。車の状態をしっかり見極めることができれば、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。

さらに、中古車はすぐに納車できるのも大きなメリットです。販売店に現物があれば、支払いと書類手続きを終えた後、すぐに車を受け取ることができます。

また、中古車も固定資産として扱われ、減価償却を通じて購入金額を経費として計上することができます。新車の場合は通常4年間で減価償却されますが、中古車は3年または2年での減価償却が行われます。

減価償却の計算方法が少し複雑なため、確定申告の際には、マネーフォワードなどのウェブサイトを活用して、正確な控除額を確認することをおすすめします。

中古車のデメリット

中古車は、車の状態にばらつきがあるため、慎重に選ぶことが大切です。新車と違って、見た目が良くても、予期しない故障やメンテナンスが必要になることがあります。また、中古車は保証が薄い場合も多く、購入後にトラブルが発生するリスクがあることも考慮しなければなりません。

そのため、ある程度の車の知識があるか、信頼できる中古車販売業者と繋がっていると、より安心して購入できます。信頼できる業者であれば、車の状態をしっかり確認し、必要な修理や整備を行った車を販売してくれるので、後々のリスクを減らすことができます。

走行距離が少ない中古車の魅力

Uber Eatsの配達員として車を選ぶ際、コスパを重視したい方には、走行距離が少ない中古車がおすすめです。走行距離が少ない中古車は、価格が安く、それでいて十分な耐久性が残っているため、長期間にわたって安定して使用できることが多いです。これが、まさに新車と中古車の良いところをうまく取り入れた選択肢と言えます。

さらに、展示車や試乗車などの「未使用車」を選ぶのも賢い方法です。これらの車は、ほとんど走行していないのに、新車よりもかなり安く手に入ることが多いです。価格が25%オフくらいで購入できることもあり、スタッドレスタイヤなどの冬用装備品がセットでついてくることもあります。実際に私もこの未使用車を購入しています。

未使用車の種類と特徴

  • 展示車
    展示車は、通常ディーラーのショールームで展示されていた車で未使用車の一つです。走行距離がほとんどないため、ほぼ新車状態で購入できるのが魅力です。しかも、展示車の価格は新車の通常価格よりも割安です。
  • 試乗車
    試乗車も走行距離が少ない未使用車の一つです。試乗車は、ディーラーが顧客に試乗してもらうために提供していた車で、使用頻度は低く、車両の状態も良いことが多いです。中古車として販売されるため、新車を購入するよりも大きなコストパフォーマンスが得られます。

5. ここから買ってはいけない失敗談

私が中古車を購入したのは、こりん星から来たアイドルが広告に起用されている中古車販売店でした。北海道外に住んでいた時に、良くしてもらっていた系列の店だったので、かなり信用していて、正直、油断していました。さらに、早く独立したいという気持ちから、車の購入を焦っていたのです。

最初は何も疑うことなく、販売店の「系列」という看板に安心しきっていました。しかし、後になって、実は系列とは名ばかりで、中身は全く異なる会社だったことが分かりました。まるでコンビニのように、看板だけ貸していて、オーナーや経営方針、販売方法が全然違っていたのです。

そこで、私はダイハツのミライース(走行距離95,000キロ)を約50万円で購入しました。でも、車の状態はとんでもないものでした。


まず最初に問題が発覚したのは、給油口のフタがサビついていて開かないことです。これはダイハツに持って行くと、フタの可動部に潤滑スプレーをかけてもらうだけで直りました。
しかし、本当に大きな問題は次に発覚しました。なんと、1,000キロ走るとエンジンオイルが空になるんです。これが一番ヤバかった。購入からわずか5日後、700キロほど走行した時に、エンジンルームから「キュルキュル」とすごい音が鳴り出しました。慌てて最寄りのダイハツに車を持ち込み、調べてもらった結果、エンジンオイルが完全に空になっていることが判明しました。

整備士さんからは、「ピストンが摩擦で摩耗して、ガソリンと一緒にエンジンオイルも燃えてしまっている」と教えてもらいました。前の持ち主がオイル交換をほとんどしていなかったため、ピストンが摩耗してしまっていたです。直すにはエンジンの交換が必要で、数十万円(確か50万円くらい)かかるとのことでした。
仕方なく、直すのはあきらめて、購入金額分は乗ろうと決めました。最初はカーショップやガソリンスタンドでオイルを入れてもらっていましたが、あまりにも頻繁だったので、最終的にはオイルを購入して、自分で補充するはめに…。真冬にエンジンルームを開けてオイルを補充するのは本当に過酷でした。

結局、その車はわずか3か月で買い替えることになりました。しかし、そこでまた問題が発生。ローンの残高を一括返済しようとしたところ、ローン会社と連絡が取れない。調べてみると、法的な手続きをしないと一括返済できないという、めんどくさいローン会社と契約していたことが分かりました。さらに、金利が見積もり時よりも高くなっていて、利息が10数万円(12万円くらい)になっていたのです。

そして、繰り上げ返済をしても、利息分はほとんど減らず、悪質といえる契約内容であることが判明しました。後に、この手法はビッグモーターが使っていたものとして話題になった方法です。(ビッグモーターとはWikipedia


この経験から学んだことは、中古車を買うなら、少し高くても大手のディーラーから購入すべきということです。ダイハツやスズキ、ホンダのような信頼できるメーカーから買う方が、最終的に損しません。私が経験した車の不調は、購入後に少し走らせてみないとわからないような症状だったため、素人には気付きにくいのが現実です。

この記事を読んでいる方に伝えたいのは、素人は中古車販売店は避けるべきということです。車に詳しくない方は、信頼できるディーラーで購入することを強くおすすめします。
今回お世話になったダイハツさんは、親切に対応していただき、本当に感謝しています。

まとめ

札幌市でのUber Eats配達には、厳しい冬の気候や雪道に対応できる軽自動車が必要です。コンパクトで運転しやすく、荷物も積みやすい車を選べば、配達作業がスムーズに進みます。さらに、シートの高さや燃費など自分の配達スタイルにあった車を購入することで、より効率的かつ安全に配達業務をこなすことができます。

自分にぴったりな軽自動車を見つけて、快適で効率的な配達ライフを楽しんでください!

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