Uber Eats配達員を始めて初めての冬の出来事です。12月の寒い夜、札幌の雪が積もった広い国道を走っていると、予期せぬトラブルが発生しました。配達先へ向かう途中、突然感じた違和感。左前タイヤに何か異常があることに気づきました。特に気になったのは、ハンドルを握る腕に力を入れないと、車が左に曲がっていくような感覚と、ゴーという異音が鳴っていたことです。
すぐに車を停めて確認してみると、案の定、左前輪がパンクしていました。雪道では、雪がタイヤにクッションのように作用し、また雪道特有の走行音が響くため、パンクに気づくのが遅れがちです。
スタッドレスタイヤを買ったばかりなのに…
スタッドレスタイヤはこれからの季節に備えて、11月に購入したばかりでした。それなのに、なぜかパンクしてしまいました。自分が考えられる原因としては、一度溶けた雪が氷状になり、氷のトゲトゲした悪路を走行したことが影響したのかもしれません。しかし、今までも悪路を走ってきましたが、スタッドレスタイヤがパンクしたことはなかったため、疑問に感じました。なんにせよ、仕事を途中で中断せざるを得なくなり、お客さまを待たせてしまったことに申し訳ない気持ちと、配達を完了できないことが非常に残念でした。
配達先への対応
このとき、コンビニの商品を配達中でしたが、パンクの影響で配達が遅れることが決定的でした。すぐにサポートへ連絡し、幸いにもお店を出て間もないタイミングだったため、少し歩いて商品をお店に戻しました。お客さまへの連絡は、サポートの方が対応してくれました。しかし、サポートからは、何回も続くようなら気をつけるようにと言われました。どうやら、パンクの事実が疑われてしまったようです。
今思うと、サポートに連絡する際にパンクの写真を送っておけばよかったと感じています。配達を始めたばかりだったので、そこまで考えが及ばず、反省しています。こうした場合、正確に状況を伝えることが非常に重要だと感じました。
JAFを呼んで応急処置
配達は大丈夫になったため、私の方は会員になっているJAFに連絡し、助けてもらうことにしました。JAFのアプリから状況を報告すると、5分ほどでスタッフの方から電話があり、到着まで30〜40分ほどかかると伝えられました。JAFの作業員が到着し、私の家の場所を尋ねられ、10キロほど離れていることを説明しました。すると、私の車に合うタイヤを持っていれば交換するのがベストだという話になり、運良く合うスペアタイヤが積んであったため、タイヤを交換してもらうことになりました。
12月に入り、雪が降り始めたばかりということでJAFの方も忙しく、連続して救助しているため、タイヤの在庫がない場合もあるそうです。このとき、スペアタイヤは早めにJAFへ返却する約束もしました。
タイヤを交換してもらい、ひとまず安心。最悪の場合、タクシーで帰ることも考えていましたが、自分の車で無事に帰れることになり、ホッとしました。パンクに気づいてからここまでの時間は、おおよそ1時間30分ほどです。処置を終えて家に帰ると、すでに日付が変わっていました。
翌日のタイヤ交換
翌日、交換してもらったスペアタイヤを返却するため、パンクしたスタッドレスタイヤを交換し付替えしました。私が購入しているタイヤは、4本で4〜5万円くらいですが、今回は1本だけの交換となり、2万円ほどかかってしまいました。1本だけの購入がこんなに割高になることを初めて知りました。とはいえ、購入したばかりの残りの3本を交換するわけにもいかず、仕方なく1本だけ交換することにしました。
その際、パンクの原因について尋ねてみましたが、釘などが刺さったような感じはなく、側面に擦れた跡も見当たりませんでした。イタズラされた形跡もないため、原因はわからないとのことでした。
予約せずに飛び込みでカーショップに行ったのですが、忙しい12月にもかかわらず、1時間ほどで作業を完了してもらえました。
JAFの応急処置タイヤ返却
使わせてもらったスペアタイヤは、確か札幌市の東側にある大谷地のJAFへ返却に行きました。雪道ということもあり、家を出てから1〜2時間くらいのドライブです。事務所のような場所に到着すると、倉庫の方にタイヤを置いておくように言われ、返却が完了しました。スペアタイヤのおかげで無事に家まで帰ることができたので、本当に感謝しています。
まとめ
パンクしたときの連絡: 配達サポート、お客さま、JAFへ連絡するのが良いかもしれません。
JAFの契約: JAFは契約しておいた方が安心です。今回の場合は会員でない場合、確か2万円弱かかるとのことです。月500円の会費で、約3年分に相当します。
サポートへの連絡: サポートに連絡する際は、画像を添付して報告した方がスムーズです。
タイヤの購入: 1本だけ交換すると割高になるので、注意が必要です。
雪道のパンク: 雪道ではパンクに気づきにくいことがあります。