はじめに:ウーバーイーツ配達は未経験でも始められる?
「ウーバーイーツの配達って、やったことがない初心者でもできるのかな?」
そんなふうに迷っている方も多いと思います。実はウーバーイーツの配達は 未経験でもまったく問題ありません。
実は、始めやすいポイントがいくつもあるんです。
初心者でもOKな理由
配達員のほとんどは「副業でやってみよう」「ちょっと興味がある」など、気軽なきっかけで始めた人が多いです。私も「お金を稼ぎながら札幌のお店や道に詳しくなりたい」という気持ちで始めました。
スタート時点では誰もが初心者!心配しなくてOKです。
好きな時間に配達できる
自分の都合の良い時間にアプリを起動して配達を行う「自由な働き方」が魅力。シフトの縛りがないため、空いた時間で少しずつ慣れていけます。
慣れるまでゆっくりペースでも大丈夫
最初は土地勘がなかったり、道に迷ったりすることもあります。配達にはノルマはなく、自分のペースで進められるので焦らず取り組めます。
ミスしてもサポートが親切
万が一トラブルが起きても、ウーバーイーツには配達員向けのサポート体制があります。リアルタイムチャットで対応してもらえるため安心して始められます。さらに、サポート担当者は配達員から評価される仕組みになっているため、とても親切に対応してもらえるのも嬉しいポイントです。
今はキャンペーン実施中で配達員が必要
札幌エリアでは新規配達員向けの報酬キャンペーンが実施されている時期があり、今がその「配達員を増やしたい」時期。
新規登録が歓迎されています。
この記事を書いている、今 行われているキャンペーンでは、紹介コードを入力することで、初回登録から規定回数まで特別オファーが受け取れる仕組みになっています。
内容は時期やエリアによって異なりますが、例えば私が始めた当時(数年前)は、100配達まで+100円、総額10,000円の特典が受け取れる内容でした(現在は条件が変更されている場合があります)。
紹介コードは紹介した側にも特典が付くことがあるため、もしお知り合いにすでに配達している人がいれば、その方の紹介コードを使うのがおすすめです。せっかくの特典を逃さないためにも、紹介コードは必ず活用してください。
お知り合いに配達員がいない方で普段からこのブログをご覧いただいている方はご連絡ください。一人が紹介できる上限が決まっているため、先着30名に限り、知り合いとして紹介コードを個別にお送りします。
キャンペーンの内容は、予告なく変更・終了となる場合があります。あらかじめご了承ください。
必要な資格や条件(年齢・自転車/バイクなど)
ウーバーイーツ配達員になるために特別な資格は不要です。基本的な条件は以下の通りです。
- 年齢18才以上
- 乗り物を用意できる:自転車、バイク、軽自動車
- スマートフォンを用意できる:配達用アプリUberDriverがインストールできるもの
これだけクリアすれば、すぐに始められます。
札幌はウーバーの配達需要が高め → 始めやすい
札幌は北海道内で最もウーバーイーツ配達が活発なエリアです。その理由は
北海道の中で一番人口が多い都市
中心部をはじめとして住宅街や飲食店が多く、配達需要が常に安定しています。
観光客が多い
観光で訪れる人が多く、ホテルや民泊への注文も頻繁に発生しています。特に「さっぽろ雪まつり」や「YOSAKOIソーラン祭り」、「さっぽろオータムフェスト」などの観光シーズンは特に需要が高まります。
雪の日は注文が急増
札幌の冬は厳しい寒さや雪の日が多いため「外に出たくない」という需要が強く、悪天候時ほど注文が増える傾向があります。逆に言えば、こうした時期は配達する側にとって「稼ぎやすいチャンス」です。
配達員登録の流れと必要なもの

登録はすべてスマホで完結
登録はすべてネット上で完結します。
Uber Driverアプリをインストールし、画面の案内に従って必要な画像を送信すれば仮登録が完了します。
画像のエラー(光の反射によって文字が読めないなど)がなければ審査を通過し、本登録が完了。その後すぐに配達を始めることができます。
軽自動車での配達は、いわゆる黒ナンバーへ変更が必要なため手続きが必要です。
必要書類(本人確認書類、銀行口座など)
必要書類は時期によって変更される場合があるため、UberEats公式サイトも必ずあわせて確認してください。
現在(2025年6月時点)で最も簡単な自転車登録の場合は、以下の3点が必要です。
- プロフィール写真
- 身分証明書
- キャッシュカード(報酬振込用の銀行口座情報)
軽自動車やバイクで登録する場合は、上記に加えて以下の書類も必要になります
- 運転免許証
- 車両関係書類(ナンバーがわかる画像など)
- 保険関係書類等(自賠責保険証明書など)
札幌のパートナーセンター事情(現在はオンライン化されています)
以前は札幌パートナーセンター(対面での登録サポート)がありましたが、現在はオンラインでの登録が中心となっています。
基本的にはアプリの指示通りに書類を撮影・送信するだけで大丈夫です。
もし不明点があれば、サポートへ問い合わせると親切に教えてもらえるので安心して進められます。
登録後の流れ
登録が完了すると、Uber Eatsから「登録完了」や「アカウントが有効になりました」といった通知が、メールやアプリ上で届きます。
その後、Uber Driverアプリにログインできるようになり、実際に配達を始められる状態になります。
アプリにログインして待機していれば、注文リクエストが届き始めるので、あとはどんどん配達して報酬を稼いでいきましょう!
最初は「現金払い」の配達ができません
一点だけ注意点があります。
新しく登録したばかりの段階では、代金引換(現金払い)による配達はできない仕様になっています。
これは、配達にまだ慣れていない新人ドライバーが現金のやり取りに戸惑わないよう、段階的に機能が解放される仕組みになっているためです。
ある程度の配達回数をこなすと現金配達も解禁され、受けられる注文の幅が広がります。
(配達回数は、私のときは30回でした)
配達に必要な道具・おすすめグッズ

私は車で配達しているので、車の配達時に使って便利だった道具を中心にご紹介します。
自転車やバイクで配達している方にも参考になるものがあるかもしれませんので、気になるところだけでもぜひ読んでみてください。
配達用バッグ(Uber公式バッグとAmazonで買えるおすすめバッグ)
Uber Eatsの公式バッグは、公式サイトから4,000円で購入できます。
ただし、公式バッグは他社の配達では使えなかったり、車での配達には少し使いづらかったりする点があります。
そこで私がおすすめしたいのが、Amazonで購入できる[GREATCALL]デリバリーバッグ(30L)です。
しっかりした作りで車配達に使いやすく、価格も公式バッグより安いので、とても実用的です。
配達バッグは使用頻度が高く、業務効率にも大きく影響するため、別ページで詳しく紹介しています。
興味のある方は、ぜひそちらもあわせてご覧ください。
スマートフォン
Uber Driverアプリをインストールして注文を受けるために必要です。
お客さまやサポートセンターから問い合わせが来ることもあるため、通話機能も必須です。
配達専用スマートフォンは持つべき?
結論から言うと、私は「持っておいたほうがいい」と考えています。
仕事用とプライベート用でスマホを分けることで、スマホ代を100%経費として計上しやすくなるだけでなく、気持ちの切り替えもしやすくなります。
(経費にすることで、所得税・住民税・国民健康保険料や社会保険料が軽減される効果もあります)
Uber Eatsでは、お客さまに配達員の電話番号は直接通知されませんが、配達完了後に電話がかかってくることが実際にありました。
そうしたときにも、仕事用とプライベート用でスマホを分けておくと、気持ちの負担を減らせます。
私の場合は、仕事が終わって家でゆっくりしているときに電話が鳴ると、
「なにかミスしたかな……?」と不安になったり、嫌な気持ちになったりすることがありました。
もし、私と同じように気になるタイプの方なら、専用スマホを持っておくと精神的にもかなり楽になると思います。
また、自動車ローンの契約や商工会議所への登録など、仕事関係の手続きや登録の際に「仕事用の電話番号」があると便利です。
とはいえ、最初から無理に用意する必要はありません。
お金に余裕がなかったり、準備で忙しかったりする方も多いと思います。
私自身も専用スマホを持ち始めたのは、配達を始めてから2〜3か月後のことでした。
おすすめの機種
配達用スマホとして私がおすすめするのは iPhone SE です。
ただし、現在はApple公式サイトでの販売が終了しており、後継モデルとしては iPhone 16e などが展開されています。
iPhone SEを推す理由はとてもシンプル。
配達中は片手にバッグ、もう片手にスマホという状況が多く、小型・軽量なiPhone SEは取り回しやすく、落としにくいという点でとても優秀です。
特にレストランでの受け取りや車の乗り降り時など、両手がふさがる瞬間が多く、スマホを落としてしまうリスクが高いのですが、SEシリーズは軽くて頑丈なため、私自身これまで何度か落としたものの、壊れたことは一度もありません。
さらに、価格が手頃である点も魅力。万が一故障したとしても、修理費が抑えられるのは精神的にも助かります。
私はこの機種を約2年半使用していますが、アプリが起動しない・動作が重いといったトラブルは一度もありませんでした。
また、MagSafe対応なのでケーブルの抜き差しをせずに充電できるのも、車内配達では地味に便利です。
そして何より、指紋認証がとても便利。マスクやヘルメットをした状態でもすぐにロック解除できるので、寒い冬や忙しい時間帯の配達でもストレスなく使えます。
(後継機のiPhone 16eは指紋認証に対応していません)
スマートフォンの通信契約(格安SIM)
配達用スマホにおすすめのSIMは、日本通信SIMです。
この記事を書いている時点では、料金・容量・回線のバランスが非常に優れており、迷ったらこれを選んでおけば間違いありません。
ドコモ回線を使っているため通信が安定していて、大容量ながら月額料金が安いのがポイントです。
キャリア回線ではないため、混雑時に速度がやや低下することもありますが、私自身は約2年間使っていて特にストレスを感じたことはありません。
サブ回線のすすめ
私は念のため、サブ回線としてmineo(au回線)も契約しています。
通信障害などでドコモ回線が使えなくなった場合に対応するためですが、普段はYouTubeでニュースや音楽を流すのに使っています。
mineoはau・ドコモ・ソフトバンクの3キャリアから回線を選べるため、サブ回線に最適です。
私は月額1,212円で「1Mbpsで使い放題(3日で10GB上限)」というプランを契約していて、YouTubeを一日中再生しています。
配達中に情報収集したい方におすすめのプランです。
ただし、AmazonプライムやNetflixなどで高画質動画を長時間再生すると制限がかかるので、その点には注意してください。
たくさん使いたい人で、通信環境に問題がなければ、楽天モバイル(使い放題)も良い選択肢です。
車載スマホ充電器
車載スマホ充電器はMagSafe対応モデルが圧倒的におすすめです。
磁石のため着脱が簡単なので、一度使うと他のものには戻れません。
急速充電に対応しているモデルもありますし、夏場に送風口で冷却しながら充電もできます。
磁石だと冬のガタガタ道でスマホが落ちないか心配な方もいるかもしれませんが、ススキノの車が跳ねるようなガタガタ道でも全く問題ありませんでした。
スマホホルダー
充電機能付きのスマホホルダーをおすすめしていますが、「充電機能なしでシンプルなものが欲しい」という方に向けて、最近私が買って良かったのはUGREEN 車載ホルダー(MagSafe式・エアコン吹き出し口取り付けタイプ)です。
防寒・冬に活躍するグッズ(札幌ならでは)
以下のグッズがあると安心です。
さらに、JAFに加入しておくと安心です。
札幌の方は親切な人が多いので、スタックした場合でも助けてくれることが多いですが、深夜など人通りがない状況ではJAFにきてもらわなければならなくなるため、加入を推奨します。
スタックとは、タイヤがわだち(車が通った跡)などにはまってしまい、アクセルを踏んでもタイヤだけが空転し、前にも後ろにも進めなくなってしまう状態です。
決算会計・申告に使えるもの
会社員は年末調整をして、確定申告は会社が代行してくれていると思いますが、専業・副業をする場合は自分で確定申告をする必要があります。
税理士さんによると、だいたい売上1,000万円未満で税理士に依頼するのはコスパが悪いそうです。
(札幌商工会議所の税理士無料相談で教えていただきました)
しかし、税金のルールや申告書の作成は素人にはハードルが高いため、会計ソフトの利用が現実的です。
今はAIによる支援もあり、かなり楽になっていますので検討してみてください。
おすすめは
- Taxsnap(AIに最適化した新しいサービス)
- マネーフォワードクラウド確定申告(実績豊富、AIも導入されている)
法人の場合は弥生会計のシェアが高いようです。
私はマネーフォワードクラウド確定申告を使用しています。
その他あると便利なもの
タオルは雨や雪で濡れた商品やバッグを拭くために使用します。
意外に抜けがちなのがマスクです。病院内にあるコーヒー店などへ集荷に行くときや、病院への配達に使用します。
配達アプリの基本的な使い方
オンラインにする/オフラインにする
配達を始めるときはアプリを「オンライン」に切り替えます。

逆に配達を休憩したいときや終了する際は「オフライン」に切り替えます。

注文を受ける → 配達する流れ
この流れは画像で見た方がわかりやすいため、記事内に画像を掲載して紹介します。
下の画像が注文の着信です。
承諾をタップすると現在位置からお店までのルートが表示されます。

バツをタップするか、制限時間まで放置すると注文が消えて待機画面へ戻ります。
地図の見方・ナビの使い方
注文を受けた後は、Uber Driverアプリの地図画面からお店や配達先までのルートを確認できます。
Uber Driverアプリのナビ機能をそのまま使うこともできますし、Googleマップなどの外部ナビアプリと連携して使うことも可能です。
私の場合はプライベート用のスマートフォンをナビ専用にしていて、Googleマップのナビ機能で配達しています。
配達エリア設定
2025年現在、Uber Eatsは日本国内の利用可能エリア全体で配達が可能です。
配達員側でエリアを特別に設定する必要はありません。
そのため、札幌市やその近郊であれば自由にエリア内を移動して配達を行えます。
他にも函館市、小樽市、旭川市、帯広市、釧路市など北海道の主要都市は利用可能エリアになっていますので、アプリへログインすることでこれらの都市で配達することもできます。
利用可能エリアは日々拡大しており、全エリアは公式サイトから確認できます。
配達後の報酬確認方法
配達報酬はアプリ内で簡単に確認可能です。
直前の配達報酬や当日の累計報酬は、待機画面に常時表示されているためリアルタイムで確認できます。
それ以外にも、専用画面から過去の配達報酬を確認したり、1週間単位の合計報酬をチェックすることも可能です。
1週間単位の合計報酬画面に表示されている日付をタップすることで、その日の詳細な配達報酬を確認することもできます。
- 直前の配達報酬/当日の累計報酬 → 常時表示可能
- 個別の配達報酬/週単位の報酬 → 過去の配達報酬を確認可能
報酬の仕組みと収入の目安(札幌エリアの場合)

基本報酬の仕組み(距離報酬+インセンティブ+チップ)
配達報酬の計算方法は公表されていませんが、2025年現在、最低配達報酬は1件あたり320円となっています。
さらに、報酬に上乗せされる「クエスト」と呼ばれるインセンティブ(追加報酬)があります。
ここではわかりやすくするために、「雨の日クエスト」「曜日別クエスト」という仮の名前を使って説明します。
雨の日クエスト(仮称)
例)10:30〜15:00の間に配達すると
- 1回目 +150円
- 2回目 +50円
- 3回目以降 +100円
→ 最大20回まで適用
曜日別クエスト(仮称)
例)月曜〜木曜の間、金曜日~日曜日の間、それぞれ20回配達すると
- 1配達あたり +80円
雨の日クエストは1回配達ごと報酬へ付加されますが、曜日別クエストは20回配達しないと1円ももらえません。
また、曜日クエストは翌週は30回・40回と段階的に回数が増える傾向があります。
たくさん配達するほど、インセンティブの恩恵を受けられる仕組みです。
「稼ぎたい人」にとってはとても魅力的なシステムになっています。
チップについて
チップをくれるお客さまもいますが、あくまで「おまけ」程度に考えておくのが現実的です。
私の場合、過去にいただいた最高額は1,200円、最低額は1円でした。
年間で1〜2万円ほど、月平均にするとおおよそ1,000円くらいです。
あまりあてにせず、もらえたらラッキーくらいの気持ちでいるのがちょうどいいと思います。
配達1件あたりの目安報酬
- 最低報酬:320円/件
- 曜日クエスト達成時の最低報酬:400円/件
長距離配達など条件によっては、1件で1,000〜1,500円程度の報酬になることもあります。
計算方法が公表されていないため個人的な感想になってしまいますが、1件ごとの基本報酬の他に時間基準があり、合算して「1時間あたり約1,200円前後になるよう調整されている」と感じることが多いです。
逆を言えば、1,200円の報酬の配達なら1時間くらいかかるということです。
1時間あたり・1日あたりの平均収益例
1時間あたり:おおよそ 1,200〜1,300円程度
1日あたり(配達件数40〜50件の場合)
・平日:15,000〜17,000円前後
・土日祝:20,000円を超えることもあります
配達は常に注文が入り続けるわけではなく、待機時間もあるため、これが実際の平均的な収益感です。
冬期は稼ぎやすい
冬になると注文数が増える一方で、自転車やバイクの配達員が減るため競争が緩和されます。
その結果、1日あたり+5,000〜10,000円ほど収益が増えることが多い。
札幌の「稼げる時間帯」「稼げるエリア」
稼げる時間帯
- ランチタイム10:30~14:00
- ディナータイム18:00~20:00
意外と狙い目なのが、早朝や深夜の時間帯です。
この時間帯は配達員が少なく、注文が入りやすい+交通量が少ないため、効率よく稼ぐことができます。
早起きや夜型生活が合っている方は、ぜひチャレンジしてみてください。
稼げるエリア
どちらのエリアも人が多くて、飲食業などサービス業に従事している方が多く住んでいます。サービス業は平日休みの人も多いため、平日・土日祝を問わず注文数が安定して多いのが特徴です。
渋滞が多く、配達に時間がかかることもありますが、Uber Eatsでは配達にかかった時間も報酬に反映される仕組みになっているため、大きなデメリットにはなりません。
とはいえ、件数を多くこなすほど収益が上がる仕組みになっているため、効率よく配達することは大切です。
配達中に気をつけたいこと・トラブル時の対処法

配達中に気をつけたいこと
配達でいちばん大事なのは、商品を「無事に・丁寧に」お届けすることです。
できるだけ時間を意識して配達することもポイントになります。
また、「自分がお客さまだったらどう感じるかな?」と考えてみるのもおすすめです。
ちょっとした気遣いでも、気持ちよく受け取ってもらえることがあるので、無理のない範囲で心がけてみてください。
トラブル時の対処法
トラブルが発生したときは、自己判断せずに必ずサポートに連絡しましょう。
独断で対応してしまうと、お客さまとトラブルになり、最悪の場合アカウント停止につながることもあります。
Uber Eatsのサポートは対応が早く、丁寧です。
慣れるまでは「こんなことで連絡していいのかな?」と思わずに、気軽に報告・相談することをおすすめします。
配達員向けサポートへの問い合わせ方法
配達中や当日の配達に関するトラブルは、アプリ内から簡単に問い合わせが可能です。
2025年現在は、選択肢に沿って進めるとリアルタイムチャット(LINEのような形式)でサポートに連絡できます。
急ぎでない内容は、メール送信に切り替わり、後日回答が届く形になります。
よくあるトラブル例(商品破損・住所不明・お釣りの間違いなど)
商品破損(汁物・崩れやすい料理)
よくあるトラブルは、ラーメンのような汁物がこぼれる、お寿司やケーキが崩れるといったケースです。
これは配達員の責任だけでなく、お店側が液体に適していない容器を使っている、最初から崩れている料理を渡される場合もあります(特に新人アルバイトの方が対応しているときに多いです)。
それでも、最終的にお客さまが受け取ったときの状態が評価に繋がるため、なるべく気をつけたいポイントです。
住所不明・間違い配達
配達中によくあるトラブルのひとつが、間違った場所に届けてしまうことです。
中には、深夜に北海道庁がお届け先になっていたというような、明らかに入力ミスと思われるケースもあります。
札幌の住宅街は比較的わかりやすい方ですが、新築で地図に反映されていない住所などでは、迷ってしまうことも。
特に夜間や雪の日は視界が悪くなるため、より慎重な確認が必要です。
配達前にピンの位置と番地をしっかり確認し、もし違和感を感じたら、お客さまにメッセージや電話で事前に確認するのがおすすめです。
ちょっとした一手間でトラブルを未然に防ぐことができます。
お釣りの間違い
現金払いの場合、お釣りの間違いも意外と起こりやすいです。
長時間の配達で疲れてくると、集中力が下がりミスが出やすくなります。
特に夜間は暗くてお札や小銭が見えにくくなるため、注意が必要です。
また、ごく稀に正しいお釣りを渡しても「足りない」と主張されるケースもあります。
私の経験では5,000回に1回ほど、意図的に虚偽を言う方がいました(ほとんどは100円〜1,000円未満の小額)。
こうした場合は毅然と対応しつつ、必要に応じてサポートにも報告するのがよいでしょう。
札幌特有の注意点(冬道、坂道、天候)
雪道(滑り・スタック)
札幌特有のトラブルはやはり雪道です。
徒歩配達の場合は滑って転倒することがあり、私も実際に転倒して料理をダメにしてしまった経験があります。
車の場合は寒さで雪が砂状になり、スタック(ハマって動けなくなる)ケースが多いです。
スタック時は無理にアクセルを踏まず、スノーヘルパーやスコップが役立ちます。
一方通行・視界不良
札幌中心部は特に一方通行の道路が非常に多いため、逆走に注意が必要です。
特に夜間や吹雪時は視界が悪く、標識の見落としが起きやすいので、慎重な運転を心がけましょう。
配達先が特殊な場所
すすきの周辺では、届け先が風俗店や事務所だったり、やや特殊な場所になることもあります。
場の雰囲気や状況を見て、無理をしない行動を心がけましょう。
札幌エリアの配達事情【2025年版】

この記事は実際に現在稼働している私や配達員の情報をもとにまとめています。
信頼性の高い、最新の札幌の配達事情を知りたい方はぜひ参考にしてください。
配達エリアの範囲
基本的に札幌市内全域が配達エリアです。
私の経験では、北はあいの里、南は定山渓温泉付近まで配達に行ったことがあります。
さらに、市内で注文を受けても配達先が札幌市外になるケースもあります。
私が実際に配達したことがある市外エリアは、小樽市・石狩市・江別市・北広島市などです。
中心部から連続して配達していると、いつの間にかそのまま市外まで出てしまうことがあります。
探検気分で楽しい半面、帰り道に注文が取れないと往復1時間以上かかって600円程度の報酬になってしまうリスクもあるため注意が必要です。
需要が多い時間帯
配達の注文が集中するピークタイムは、以下の時間帯です。
- 昼のピーク → 10:30〜14:00
- 夜のピーク → 17:30〜20:00
この時間帯は飲食のタイミングと重なるため、特に注文が多く入ります。
また、意外と狙い目なのが以下のようなピーク外の時間です。
- 10時ごろ
- 15時ごろ
- 22時ごろ
これらの時間帯は配達員が休憩していることが多く、稼働人数が少ないため、思った以上に注文が入りやすい傾向があります。
「少しずらして働く」という工夫で効率よく報酬を得ることも可能です。
稼ぎやすい季節/厳しい季節
- 稼ぎやすい季節 → 12月〜3月
配達員が減り、インセンティブも増えるため収益が上がりやすい時期です。 - 稼ぎにくい季節 → 春(4月・5月)、秋(10月・11月)
気候が穏やかになると配達員が増え、需要と供給のバランスが崩れてやや稼ぎにくくなります。
札幌でUber Eats配達をする際に知っておきたいローカル情報(イベント・交通規制・駐車違反・おすすめエリアなど)
札幌でUber Eatsの配達を始めるなら、地域特有の事情を知っておくことで効率よく、トラブルを避けながら稼働できます。ここでは、札幌でUber Eats配達をする際に注意したいイベント時の交通規制や駐車違反の取り締まり、感じの良いお客さまが多いエリアなど、ローカルならではの情報をご紹介します。
大型イベント時の交通規制
札幌では、以下のような大型イベント開催時に長時間・広範囲の交通規制が実施されることがあります。
- YOSAKOIソーラン祭り
- 北海道神宮例祭(札幌まつり)
- 豊平川・真駒内の花火大会
- 北海道マラソン・札幌マラソン
- さっぽろ雪まつり
このようなイベントの期間中は、通常20分の配達が1時間以上かかるケースも珍しくありません。また、規制エリア内ではお店からお届け先までたどり着けないことも。
イベント開催期間中は配達エリア・時間帯を工夫するのがおすすめです。
駐車違反の取締り(中央区)
中央区(特に大通・すすきの付近)は駐車違反の取締りが非常に厳しいです。
取締り中の職員の方から「車から一歩でも離れたら放置車両として違反になる」と聞きました。
晴れた日の8:00〜18:00ごろまでは特に巡回が多く見られるため、場合によっては有料駐車場を利用するなど、対応に注意が必要です。
なお、駐車違反で科される反則金は12,000円〜18,000円程度と高額です。大きな損失になってしまうため、停車場所の選定には十分ご注意ください。
北海道大学構内の配達は要注意
北海道大学構内へ配達する場合は、通行可能な入り口が限定されていることがあります。
(〇〇学部校舎へは北ゲートからしか入れない。しかも通行料500円など)
配達の際はお客さまから事前にルートを確認しておかないと、遠回りになってしまったり、入れなくて困ってしまうことがあります。
慣れるまでは、北海道大学周辺の配達を避けるのも賢明な方法です。
感じの良いお客さまが多いエリア(実体験)
私の体感では、以下のエリアでは比較的丁寧で親切なお客さまが多い印象があります
- 円山公園駅 周辺(高級住宅街)
- JR桑園駅 周辺
- JR琴似駅 周辺(元野球選手の新庄が住んでいた地域として有名)
もちろんどこでも丁寧なお客さまはいますが、これらのエリアは特に印象が良く、配達もしやすいと感じています。
札幌駅周辺も優しいお客さまは多いですが、外国人観光客や学生など、多様な利用者が多く、ややコミュニケーションに手間取る場面もあるかもしれません。
近くに北海道大学もあるため、慣れていないうちは少し距離を置いておくのもひとつの方法です。
まとめ:まずは気軽に始めてみよう
まずは、家の近くなど気軽な場所で1回だけでも配達を体験してみてください。
実際にやってみると、「思っていたより楽しい」「こういうことか!」と感じる場面があると思います。やってみるからこそ見えることも多いので、最初の一歩がとても大切です。
初心者でも安心して始められる
たとえば、札幌の高級住宅街「地下鉄円山公園駅」付近での配達は、初心者の方にもおすすめです。
このエリアは穏やかで優しいお客さまが多く、万が一ミスがあっても丁寧に対応すれば理解していただけることが多いはずです。
運が良ければ、チップをいただけることも。
まずは試して、自分に合うか確かめてみよう
「人は経験から学ぶもの」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。
一度やってみることで、自分に合っているか、どんなペースで働くのが心地よいかが少しずつ見えてくるはずです。
焦らず、自分のスタイルを見つけていきましょう。
少しずつ慣れて、自分なりのスタイルを作っていこう
配達に慣れてくると、「こうしたらもっとラクかも」「このグッズ、便利そうだな」と気づくことも増えてきます。
体力や時間に少し余裕が出てきたら、自分に合った便利グッズやノウハウを取り入れて、無理なく効率アップを目指していきましょう。